最近ではパソコンを持たずにスマートフォンだけっていう方も多いですよね。
実際私も手軽ですので携帯から発注することが多いです。
このページでは携帯のSBI証券株アプリから発注する方法をご紹介します。
今回は例としてゼンショーホールディングスの優待取りをやってみたいと思います
スマートフォンからの優待クロスのやり方
まず、アプリを起動してゼンショーホールディングスの株価を出します。
そして赤丸の取引ボタンを押してください。この時点ではまだ何も売買は成立しないので安心してくださいね

なんか、すごく上がってますね
そうしますと次の画面が出てきますので、信用取引の信用新規売りを押してください

次に、こういった画面が出てきます。上から順にみていきましょう

信用取引区分は 一般(15日)
注文方法は 通常
を選んでください。ここで制度(6か月)を選んでしまいますと、逆日歩が発生して大損リスクが出てしまいますのでご注意ください。
そして株数を入力してください。優待をもらえる株数は銘柄によって違いますので間違いのないようにチェックしてくださいね
次の価格ですが、ここでは確実に注文が成立するために「成行」を選びます。慣れてきたら指値を選んで低めの株価を入力することで余力が有効に使えますが、最初は成行注文を出すのが無難です。
注文画面はまだ続きがあります。下の少しスクロールしますと次の画面に続きます

執行条件は「なし」
期間は「当日中」を選択してください。前日に入力してるとしても当日中というのは次の日の相場が開く日になります。
そして取引パスワードを入力して発注ボタンを押しますと次の画面に行きます
ここでは「確認画面を省略」にチェックをいれてあります。
入れてない場合は確認画面が間で出てきます。

発注ボタンを押して注文完了です。もし在庫がなければ、この段階で在庫が不足しているメッセージが出てきます。その場合は発注できませんのでご注意ください。
売った株数と同数を現物で買います
引き続いて現物買い注文に移ります。
またゼンショーホールディングスの最初の画面を出してください
そして取引ボタンを押します

次の画面では「現物買」のボタンを押してください

そうしますと次の画面が出てきます。これも上から順にご説明します

預かり区分は「特定」
注文方法は「通常」を選択します
株数は先ほど信用売りの時に入れた株と同数を入力します
価格は今回も「成行」を選択します。これも慣れてくれば高めの値段を指値注文することで余力の節約ができますが、最初は成り行きが無難です
あと少しです!
少し下にスクロールさせますと、次の項目が出てきます

執行条件は「なし」
期間は「当日中」
パスワードを入力して発注ボタンを押してください。

発注ボタンを押して終了です。
一通り終わりましたら必ず注文照会で間違えてないか確認してください。
銘柄は間違ってないか、株数は大丈夫か、制度信用になっていないかなどを確認してください。
これ、結構間違えてる場合があるんです!間違えてしまうと権利がもらえなかったり逆日歩が発生したり大変ですので、必ず確認作業は怠らずに行ってくださいね!
これで次の日の朝に両方の注文が同じ値段で通りますので、買い500株と売り500株のポジションが完成します。
これを権利日を過ぎるまで持っておくことで権利が発生して優待がもらえます。
権利を取ったら現渡しましょう!
優待権利が発生したあとは現渡という作業をしたら終わりになります
現渡というのは借りた株を持ってる株で返すというやり方で、この方法のいい点は手数料がかからないことなんです。
持っている現物株を売って、空売りした信用取引を買戻しで決済すると両方に手数料が生じます。
これは大きな差になりますので、間違えないようにしてくださいね
注文画面のこのボタンを押します。

ここまでやってやっと優待が手に入るんですが、初めての方ように画像を何枚も入れて説明したために、大変そうな感じになっていますが、実際の作業としては売り買い完了させるのに1分程度でできるようになります。でも、最初は一つ一つ、キチンと確認しながら進めてください。
あと、私は遭遇したことはないのですが、優待狙いに行った株になんらかのニュースが出て、次の日にストップ高、あるいはストップ安で張り付いてしまう可能性がないとは言い切れません。
このようになった時に、上記のクロス取引注文を入れておきますと、片方の注文しか約定しないという事態が発生します。
これは大損の原因になりますので、少なくとも朝一くらいはヤバいニュースが出ていないかくらいは確認しておいたほうがよいと思います。滅多にないのですけどね!
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