こちらの記事では株主優待クロス取引、タダ取りのやり方を具体的に説明します。
まず株主優待がどういったものなのかは株主優待とはをご覧ください
また、優待クロス取引、タダ取りとはどういうものかは株主優待クロス取引、タダ取りのやり方 理解編をご覧ください。
こちらでは実際の作業に関してご説明します。スマートフォンからの発注方法は
こちらの株主優待クロス取引 実践編 SBI証券 スマホアプリからの発注で説明してますのでそちらをご覧くださいね
権利日に現物株を買って空売りをかける
まずほしい優待がある株の権利日を調べなければいけません。
調べた結果、3月27日が権利日であり、500株持つことで優待をもらう権利が発生する株の優待を取ると仮定して説明していきます。
まず空売りの注文を出します。これは現物で買いを入れてからというサイトが多いですが、空売り用の株が確保できなかったらどうしようもないので、私はまず売りから入ります。
3月27日が権利日であるならば、27日の朝9時に場が始まる前に作業をします。当日の朝でも注文は出せるのですが、
一般信用取引はSBI証券で取引を行うなら前日26日の19時頃に注文ができるようになりますので、出来ればその時間に空売り注文を入れます。
これは本当に19時ピッタリとかじゃなくて19時0分30秒くらいだったり、19時1分ぐらいだったりします。結構バラバラです。注文が通るまで何回か発注してみてください。
SBI証券のホームページから発注する方法
SBI証券にログイン後、取引から国内株式を選びます

そうしますとこの画面に移動しますので、信用新規売にチェックを入れて、優待を狙う株の銘柄コードを入力します。

そしてエンターを押しますと銘柄名

狙っている株の注文画面を出して、優待に必要な株数を入力します。値段は成り行きにするかかなり低い値段を入力します。確実に売れるような値段を設定してください。
空売り注文が確保出来たら次に現物取引で株を買う注文を出します。
現物というのは現金で株を買う方法で、間違って信用取引で株を買ってしまったら権利は発生しないので注意してください。
ほしい優待がある株の注文画面を出して、現物取引を選び、優待に必要な株数を入力します。価格は成り行きか、かなり高めに設定して必ず買えるようにする必要があります。

キャプチャ写真を撮った日が異なりますので株価は異なっています。ご注意ください
これで翌日に両方約定していれば大丈夫です。そのまま権利日を持越ししていただければ後はいつ手放してもらっても権利は確定です。
通常は権利日の19時頃に現渡し注文というのをして完了になります。
現渡というのは、空売りで借りている株を返さなければいけないんですけど、返す時に現物を渡すというやり方です。
現物を売って、空売りを買戻ししますと個々の取引に手数料が発生してしまうのですが、現渡だとそれがいりません。
よくわからなければ、現渡にしたら手数料いらないので、現渡を選んでください
この時の注意なんですが、場が引けてすぐに現渡しますと、その日のうちに現渡が完了してしまいますのでご注意ください。
私は初めての時にこれをやってしまって、優待を何一つもらえなかったので悔しくて泣きました。
実際の優待クロス取引は権利日より前に行います
権利日に持ち越せば権利確定なんですが、実際やってみると分かるのですが、一般信用で空売りするとなるとまず在庫がありません。
通常は何日か前にクロスして権利日まで置いておく必要があります。どの程度前からクロスするかは銘柄の在庫数や人気度に応じてことなりますので、それは経験を積んで慣れていくしかないと思います。
ただ、クロスして置いておく日数が長いほど金利がかかってきます。これは空売りした株の貸し株料なんですが、100万円だと1日100円くらいだと思っていただければ大きく異なりません。25万の株でしたら1日25円です。
これらと手数料を考えて、得な場合はクロスして優待を取る。ほとんど損得ないか、逆に損してしまう場合には見送るといった判断が必要になります。
これも慣れてくると得な銘柄なんていうのは覚えてきます。
最初のうちだけは1つ1つ調べたらいいですが、結構大変です。
大変ですが、SBIに15日信用取引があって、自分にとって必要な優待で、得しそうな株というとかなり厳選されてきますので
その中で選べばよいと思います。
頑張った分だけキチンと利益になりますから、是非やってみてください!
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